大騒ぎして夜通しドライブ。琵琶湖の日の出に感激

琵琶湖で見た日の出はドライブの良い思い出

今から考えれば、若かったからこそ出来たドライブだったと思います。

20歳の頃、高校時代の友達が車の免許を取得しました。その彼女とは3年生の時が同じクラスで、とても仲が良く放課後もよく一緒に買い物に行ったり、お互いの家に遊びに行ったりしたものでした。

私の方はというと、その頃は“私は助手席専門だから!”と、車の免許を取る事は全く考えていませんでした。

ある日、せっかく免許を取ったのでその友達の車で神戸に行こう、という事になりました。私達は大阪に住んでいるので、神戸というとそんなに遠いものではないのですが、普段遠出をする事が少ない私にとっては、十分なドライブでした。

別にどこへ行くというあてがあった訳でもありません。ただ神戸方面へ、という事で二人で出発しました。

どこへ行くというあてがないので、“着いたよ!”と、車から降りる事もなく、ただただ神戸の街を車でウロウロしていました。

しばらくして、『神戸に来たついでに明石も行こうか?それで、明石焼きを食べよう!』という事になりました。

そして次に目指したのは明石。今のようにカーナビもなかったので地図を見ながら、『この辺、もう明石よね?』と、とりあえずは駐車場を探しました。

安いパーキングに車を停め、車を降りて明石焼きのお店へ。

大阪から出発して初めて車を降りたのが明石ですから、神戸へは何をしに行ったんだ?という気もしますが、私達は十分に楽しんでいました。

お店に入り明石焼きを食べ、再び車に乗り今度は大阪へ。

結局、そのまま友達の家まで帰り、その友達の家が喫茶店をしているので、そこでご飯をご馳走になって帰宅しました。これで、“神戸まで行った”と言えるかどうかは疑問ですが。

その何ヶ月か後、今度はオールナイトで琵琶湖までドライブに行こう!という事になりました。

その日はとても天気が良かったというのに、お昼はずっと昼寝。夕食を終えてから友達と待ち合わせ。友達に迎えに来てもらい、夜暗くなってから出かけました。

京都の街を車でウロウロし、その後琵琶湖へ。

コンビニでおやつやジュースを買い、時々車を停めては食べ、十分にお昼寝をしたせいか眠気も全くなく、楽しい時間を過ごせました。

私の両親は厳しくて、こんな夜中に外出しているという事が今までになかったので、それだけでもテンションが上がっていました。

気がつけばもう明け方前。琵琶湖からの日の出を見ようと車を停めて日の出を待ちました。

しばらくするとゆっくりと太陽が見えてきました。そんな時の時間の流れって、とても神秘的ですよね。

ずっとテンションが高くしゃべり続けていた私達も、この時はただ『きれい・・・』と言葉少なめで静かでした。

太陽が完全に登ったら、『さっ、帰ろうか!』と、何か目的を果たしきったように、まっすぐに大阪へ戻ってきました。

“せっかく琵琶湖まで行くなら観光もすればいいのに”と、今なら思いますが、この時も車で散々ウロウロしただけで帰ってきて、家に帰ると同時に疲れ果てたようにまた眠りました。

おそらく、ドライブという車の中での空間で、仲のいい友達と時間を気にせずにおしゃべりできる、という時間が楽しかったのだと思います。

今ではこんなあてのないドライブの計画なんて、ガソリン代と時間の無駄遣いのように思えてしまいますし、体力的にも精神的にも、やろうなんて思いもしませんでしょうね。

ただ、またその友達とこんな無駄な時間を過ごせるなら・・・また楽しい時間を過ごしてみるのもいいかも?と思います。